運動といっても、どんな運動をどの程度すればいいのかわからないですよね?
初心者の方が運動をするなら「ウォーキング」などの軽い運動から始めることが一番です。
私も20年以上スポーツを続けてきて、医療者として数多くの方を見てきましたが、軽い運動を長く続けてきた人が一番健康であるという印象を持っています。
私自身も適度な運動を続けることで周りからも老けないね、変わらないねと褒めて頂くことも多く、運動のメリットを感じています。
そこで今回は、「初心者におススメな運動」について7つ紹介し、解説していきます。
1.ウォーキング
ウォーキングは、ジムのウォーキングマシンで運動することも出来ますし、街中を散策するようにウォーキングすることもでき、最も手軽に始められる運動の一つと言えますね。
運動の負荷も他の運動と比べて大きくなく、広い年代で始められる運動と言えるでしょう。
一方で、運動の負荷が小さいため多くのカロリーを消費したい人や運動の強度を上げたい人にとってはやや物足りないものになることもあります。ただ、長く時間ウォーキングしたり、ジムのウォーキングマシンでは角度をつけて坂を上るようにしたり調整もできると思います。
ウォーキングは運動の初心者でも長く続けられる運動ですので、是非始めてみましょう!
2.ランニング
ランニングはウォーキングに比べると、やや負荷の大きな運動になります。
汗もかくようになるため、普段着ではなかなか難しいですし、できればランニングシューズを用意した方がケガの防止にもいいでしょう。
しかし、ウォーキングなどと比較して短時間で多くのカロリーを消費できますし、運動の後の爽快感を味わいたい方にはおススメな運動といえます。
3.サイクリング
サイクリングは欧米では最もポピュラーな運動の一つと言われています。有名な大会ではツールドフランス(https://www.letour.fr/en/j-sports-landing-page)などもありますし、多くの市民が自転車での運動を楽しんでいます。
日本でもロードバイクなどの自転車も多く普及してきており、人気上昇中の運動を言っていいでしょう。
始めるにあたっては、スポーツ用自転車を購入するのいいですし、もともと持っている自転車で少し遠出をする感覚でサイクリングを始めることもできますね。サイクリングもウォーキングと同じようにやや負荷の小さい運動と言えますので、初心者におススメです。
注意してほしいことは、2023年4月からヘルメットの着用が努力義務化されていますので、くれぐれもヘルメットを着用してからサイクリングを始めてください。
4.ヨガ・ピラティス
ヨガ・ピラティスなどは室内でできる運動としても広く知られている運動だといえます。
ヨガ教室などに通って運動をすることも出来ますし、最近ではYouTubeなどの動画サイトでもインストラクターがヨガを教えている動画も数多くあるため、自宅でも気軽に始められる運動です。
ヨガ・ピラティスは上級者がやるような負荷の大きな運動から、初心者からできるような簡単な運動まで幅広い動きがあるため、多く人が始められる運動と言えます。
特に筋肉を大きくしたいといった人よりも、身体のシルエットを綺麗に見せたい!日焼けなど気にせずに運動をしたい!といった方におススメな運動です。
5.スイミング
スイミングも有酸素運動であり、健康のためには非常に効果のある運動です。
確かに慣れていないと泳いで運動をする!ということはややハードルが高いですが、プールでウォーキングをしたり、ビート板などを使って簡単に運動をするだけでも効果があると言われています。
また、陸上ではできない動きをしたり、水流の刺激などで身体が活性化されたりすることで、運動の負荷も大きくなるとされています。
ウオーキングが苦手、ランニングはちょっと…といった方にもおススメな運動です。
6.筋トレ(自宅での自重トレーニング)
筋トレというと、ジムでムキムキの人が鉄アレイなどを持ち上げてトレーニングしているとイメージになりますが、実は自重トレーニングは自宅でも簡単にできる運動です。
鉄アレイ、ダンベルなども器具は使わずに、自分の体重(自重)を使って運動するといった方法で、YouTubeなどにも自重トレーニングを紹介されている動画が多くアップされています。
仕事が遅くなって、夜になってからのウオーキングやランニングはちょっとな、といった方や、筋肉をつけて逆三角形を目指したいけどジムに行くにはハードルが高いな、といった方におススメな運動です。
7.階段を使う!
階段を使う!といいましたが、この方法が一番タイムパフォーマンスが良く、最もコストパフォーマンスがいい運動と言えます。
普段の生活において、できる限りエスカレーターやエレベーターを使わずに階段を使って上り下りをするといったこどです。
アメリカのニューヨーク市の標語では「Burn Calories, Not Electricity. Take the Stairs! (階段を使おう!電気を使わず、カロリーを燃やそう。)」といったものあるくらい階段を使うといったことは身体のためにも、地球環境のためにも良いことです。
是非、エスカレーターやエレベーターを使わずに階段を使って、普段の生活から運動を意識していきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました! 今回紹介したのは、「どんな運動をすればいいの? 初心者におススメな運動7選」でした。
みなさんどの運動がもっとも自分にあうと思いましたか?紹介された運動の中から運動を始めて、継続されたらすごく嬉しいと思いますが、ここに紹介しなかった運動でもいいので、是非定期的な運動を始めてみてください。
最後に紹介した「階段を使おう!」のように日常生活の中から少しでも運動を始めてみませんか?
コメント